県知事選真っただ中の6月21日朝、JR三島駅北口前に小池百合子・東京都知事の姿があった。現職川勝平太氏の応援に訪れ、演説を行った。強い雨にもかかわらず、広場は傘を差した市民らで埋まり、小池人気の高さを見せつけた

 ▼11日後の7月2日に投票が行われた都議選で小池新党「都民ファーストの会」が大躍進した。それを受け同月6日付の本欄で「安倍首相は小池氏の(国政参入の)準備が整わないうちに解散に踏み切る」と「突拍子もない臆測」を書いたが、現実になるのは確実な情勢だ

 ▼今週18日付朝刊1面に「衆院選10月22日軸 首相 臨時国会冒頭解散へ」(静岡新聞)の見出しが躍った。首相が28日に召集される臨時国会冒頭に解散する意向を固めた−とあり、後の報道で、首相は25日に方針を表明するという。総選挙は10月10日公示、22日投票で決まりとみられる

 ▼加計学園問題、離党が続く民進党の混迷、そして同党を離れ小池氏と連携した新党を目指す細野豪志・元環境相らの動き…。今の政治状況を考えると、大義よりも党利党略に思えてならない

 ▼北朝鮮のミサイル問題も終息の糸口が見えない中、政治に空白が生じるのも気になるが、総選挙の準備を進めるしかない。