「初日の出があるんだから、大みそかの夕日も名前を付けて拝んだらどうか」。知人にこんなことを言われた。いわく一年の願望を祈る初日の出に対して、大みそかの夕日は一年の感謝を込めて拝むのだという。

 島根県の出雲大社は西に海があり、別名を「天日隅宮(あめのひすみのみや)」といい日没に関わりが深い。人々は夕日を神聖視していたとされ、4月には文化庁から「日が沈む聖地出雲」として日本遺産認定を受けた。

 大みそかの夕日は思い付きだが、由来や名前次第で面白いイベントになるかもしれない。伊豆西海岸は夕日スポットが多く西伊豆町は「夕陽日本一」宣言までしている。今年も残り3カ月、もうひと頑張りだ。(航)