新聞社の中に「整理」という仕事がある。その日に出稿された記事の重要性、価値を判断し、扱いの大小を決める。的確な見出しを付け、写真や地図、表などを配置し、紙面を読みやすくレイアウトしていく。

 その整理に約1年半就いた。新聞を編集する記者なので整理記者とも呼ばれるが、デザイナーのようにセンスも要求される。降板時間内に間違いなく作り上げるのはプレッシャーだったが、先輩から「良い紙面だった」と言われたときはうれしかった。

 先月末から、新天地の三島・田方地区で久しぶりに取材記者となった。まずは道を覚えることから。新たな出会いも楽しみに、整理の経験を少しでも生かしていきたい。(春)