闇夜の中の光ほど気持ちを落ち着かせてくれるものはない。心を優しく包み込み、不安を消し去ってくれるからだ。そこに芸術性が加われば一気に人を引きつける。先日、下田市内で開かれたライトアップイベント「竹たのしみまくる下田」を見てそう思った。

 竹のオブジェから漏れ出す淡い光が、幻想的な雰囲気を醸しだして大勢を魅了していた。普段人通りの少ない旧町内が、スマートフォンを手にした住民や観光客の行き交うにぎやかな街に変わっていた。これも光のなせる業なのだろうか。

 イベントが何年続くかは分からない。だが下田の未来を明るく照らすことができるのは間違いない。“希望の光”になることを願って応援したい。(穂)