日本的な美の代表格に「桜」がある。伊豆でも早咲きで知られる河津町の河津桜まつりは、毎年多くの花見客を集める。桜がこんなにも日本人に好まれる理由は何なのか。華やかに咲き、散り際に見せる「はかなさ」ではないだろうか

 ▼晩秋から初冬にかけての「紅葉」が好まれるのも、同様だろう。温暖な伊豆にも名所は各地にある。日光・いろは坂などから南下した紅葉前線が、ちょうど今、半島に到達し各地の山々を染め始めている

 ▼熱海市の熱海梅園では「もみじまつり」が開かれている。「日本で一番遅い紅葉」が近く見頃を迎える。午後4時半からライトアップもしている。伊豆の国市の重要文化財・江川邸では、公開されている内庭のモミジが色づき始め、歴史ある景観を彩っている

 ▼伊豆市では道の駅・天城越えで「紅葉まつり」が開かれ、修禅寺は中庭「東海第一園」が特別公開されている。修善寺虹の郷は夜間開園しライトアップを行っている。さらに河津町では「伊豆天城路 河津秋まつり」が、七滝での滝まつりを皮切りに開幕した

 ▼伊豆の紅葉はこれから本番を迎える。24日に休みが取れれば、きょうから4連休。今の時期しかない絶景を見に出掛けてみてはいかがだろう。