見たことがないような魚が台の上に並ぶ。初めて聞く名前ばかりで、どちらかといえば不気味な姿をしたものが多い。沼津市戸田で「深海魚まつり」が開かれ、多くの来場者が楽しんだ。

 深海魚は水深200メートル以上に生育する魚介類を呼ぶ。海岸からわずか2キロほどの距離で水深500メートルに達する駿河湾沿いの戸田は、古くから深海魚漁が地域の暮らしを支えてきたという。現在は「深海魚の聖地」としてPRする。

 まつりには、県内外から深海魚が好きな人たちが集まった。ためらいなどなく、深海魚に触り、形を確認していた。ほかにはない魅力は大きな武器になると思う。アピールして、地域活性化につなげてほしい。(杉)