この時期、耳にする「早いもので今年も…」の決まり文句はもはや現代のまくらことばか季語を思わせる。毎年11月下旬ごろから聞こえてくるが、最近はもう少し早いかもしれない。

 まくらことばや季語ではないが、伊豆各地でこの時期、多彩な「冬の風物詩」を耳にする。三島市でも先日、箱根旧街道の松並木約330本のこも巻きが行われ、すっかり冬支度を整えた。歴史があるだけでなく地域に愛されているのだなと感じる。

 ところで松並木。仕方がないかもしれないが何本かが松くい虫被害で葉が茶に枯れていた。時期はずれの紅葉ではあるまいし「早いもので(枯れてから)今年で…」とならないことを願う。(鳥)