現職の引退を受け3日に行われた松崎町長選は、前町議の長嶋清一氏(67)=以下年齢は当時=が、新人2人を破り初当選し、伊豆地区の今年の選挙は幕を閉じた。今年は選挙が多く、国・県政や住民投票、無投票の議員補選を含めると14回もあった。1年のうち6カ月は何らかの選挙が行われた

 ▼松崎町をはじめ市町長選は6回あったが、現職が勝ったのは4月16日に行われた伊豆の国市長選だけだった。現職小野登志子氏(72)が前市議の新人2人を破り再選を果たした

 ▼同日行われた西伊豆町長選は、前町議の星野浄晋氏(39)が接戦の末、現職を破り初当選した。同月30日の南伊豆町長選でも前町議の岡部克仁氏(54)が、現職の再選を阻んだ

 ▼現職の引退を受け5月21日に行われた伊東市長選は、前県議の小野達也氏(54)が激戦を制して初当選した。町長解職を受け11月26日に行われた河津町の出直し町長選は元副町長の岸重宏氏(67)が当選した

 ▼賀茂地区では昨年の下田市を含め6市町中5市町で首長が交代した。保守的とみられる土地柄だが、高齢化、人口減少など厳しい時代を迎え、住民が変革を求めた結果と見ることもできる。来年は東伊豆町、函南町、熱海市、三島市で首長選がある。