慌ただしい師走だから目についたというわけではない。信号のない横断歩道前に立つ買い物帰りの住民らしい歩行者に気づくと、大概の車がいつも止まって渡らせる。渋滞時だけではないらしい。

 こんな所にも譲り合いの精神が見え「いいな」と思った。三島市の通行量が多い繁華街でのことだが、もちろん他の市町も同様だろう。

 「おもてなし」は観光客だけのものではない。安全性から隔絶されがちな車と住民の「共生関係」は、見ているだけでも心温まる。これも観光客に好印象を与えるおもてなしの一つともいえる。

 もちろん横断する際は安全確認が必要不可欠だ。15日から年末の交通安全県民運動も始まる。(鳥)