映画のロケーション撮影を国を挙げて誘致―。日本経済新聞の記事にあった。政府が日本で映画ロケをする国内外の製作会社を対象に補助金などの優遇策を検討する方針で、話題のロケ地を増やすことで観光客の増加を狙うそうだ

 ▼ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」を発行する地域活性プランニングが「第8回ロケーションジャパン大賞」の作品と地域を発表した。選考対象は2016年11月1日~17年12月2日に公開、放送された映画やドラマ、アニメなど30作品

 ▼一般男女7500人にアンケート調査を行い、支持率やロケ地行楽度、撮影サポート度、地域の変化―を基準に決めたという。グランプリは映画「探偵はBARにいる3」(札幌市)だった。特別賞・支持率部門にドラマ「陸王」(埼玉県行田市)が入った

 ▼近年、伊豆で注目のロケ地は熱海だろう。市のロケ誘致の成果の表れだろうが、制作側が求め、納得できる“素材”がそれだけあるとも言える

 ▼その熱海で6月28日~7月1日に「第1回熱海国際映画祭」が開催される。映画監督らによるセミナーも開き、若い才能の学びの場を設け次代を担う映画人を見いだし、映画振興につなげる考えもあるとのこと。注目したい。