河津町田中にある「かわづ花菖蒲園(はなしょうぶえん)」の閉鎖が決まった。入園客減少や施設老朽化、連作障害などにより町営、町観光協会管理運営合わせて20年の歴史に幕を閉じた。

 河津の花といえば、筆頭は町の木の河津桜だが、町の花はハナショウブだ。

 同協会によると、河津での栽培は昭和6年に始まった。栽培者は峰温泉を活用し早期に出荷、当時としては目の飛び出るような大金を手にしたという。

 ハナショウブの花は2度楽しめる。花芽が二つ付いていて初めの花が終わり数日たって2番目の花が咲く。町は将来的に観賞してもらえる施設を考えていくという。2番目の施設が“花開く”時を待とう。(日)