先週の「節分」、成田山新勝寺など有名な寺社で関取や芸能人らが参加しての華やかな豆まきがニュースになっていた。規模は違うが、伊豆各地でも豆まきが展開された

 ▼中でも盛況だったのは、三島市の三嶋大社や伊豆市の修禅寺、伊東市の仏現寺など。年男、年女らが境内を埋めた人たちに豆をまいた。芸能人も登場した。熱海市の来宮神社では俳優黒田アーサーさん、歌手三沢あけみさん、下田市の下田達磨大師では俳優玉木宏さんが、善男善女に福を与えた

 ▼私事だが、今年は年男で還暦を迎えるため、同級生に誘われ、地元・葛見神社の節分祭に初めて参加した。社務所で裃[かみしも]と袴[はかま]を着せてもらい本殿へ。神事は厳粛な雰囲気で行われ、神前で鈴祓[はら]いを受け厄除けをした

 ▼ハイライトの豆まきは、氏子役員が福矢を放った後、特設台の上から行った。土曜日で好天に恵まれたため集まった例年より多くの人たちに向け、神社の作法に則り「福は内」のみを発しながら、福豆や菓子をまいた。これまでとは逆の貴重な経験だった。終了後、役員が「これで厄除けは完璧だよ」と笑顔で言ってくれた

 ▼翌日から「春」。まだ寒い日が続くと分かっているが、日本海沿岸各地の大雪には驚くばかりだ。