立春を過ぎたとはいえ、寒さ厳しく、北陸では記録的な大雪に見舞われている。そんな中、伊豆では今日、河津桜2大イベントが開幕する。河津町は28回目、南伊豆町は20回目を迎える

 ▼両イベント合わせ1カ月で百数十万人の来遊客が半島南部まで入り込み、半島全体に経済波及効果をもたらす。観光端境期だった2月を夏季に匹敵する行楽シーズンに変え、他のイベントと組み合わせた周遊型観光も定着した

 ▼この時期、伊豆では熱海梅園、修善寺梅林、月ケ瀬梅林の「梅まつり」、伊東小室山公園の「椿まつり」、稲取の「雛のつるし飾りまつり」など各地でイベント花盛り。宿泊し、ゆっくり伊豆を巡ってほしい

 ▼そのネックとなっている道路事情は、徐々に改善されつつある。伊豆縦貫自動車道・天城北道路は、あと1年で開通する。これに併せ県が整備を進める船原バイパスが完成し、西海岸へのアクセスが向上する。西海岸から南伊豆町を訪ね、その次に河津町を巡る。逆コースでもいい。周遊環境が充実し、渋滞緩和も期待できる

 ▼さまざまな花が咲く早春の伊豆は、雪国の人々にとって驚きの光景に違いない。伊豆の自然に感謝しつつ、おもてなしに努めリピーターを増やしたい。