小中学校や高校などの入学式から、10日間ほどが経過した。新1年生はまだまだ新しい環境に慣れないだろうが、友達や仲間を早くつくり、充実した学校生活を送ってほしい

 ▼伊豆市では、県内初の義務教育学校として土肥小中一貫校が誕生した。義務教育学校は学校教育法第1条に新たに定められた学校種で、2016年度から設置が可能になった。開校前の説明会資料には「一言でいうと、小学校と中学校を一つにまとめた学校」と書かれている

 ▼修業年限は9年間と定められ、教育課程は柔軟に編成することができる。土肥は4年、3年、2年の「4―3―2制」に区切り、それぞれ初等部、中等部、高等部と呼ぶ。教員は小学校、中学校に分かれていないため指導の幅が広がる。しかし、普通の小中一貫校との違いがいまひとつ分かりにくい

 ▼大切なのは、新しい学校が子どもたちに良い効果をもたらすことに尽きる。本年度は新7年生(中学1年生相当)だけ新しい制服になるなど、過渡期ならではの状況もあるが、児童や生徒は環境変化に影響されずに過ごしてほしい

 ▼校歌とは別に作った愛唱歌のタイトルは「仲間がいるから」。仲間と力を合わせ、県内初の学校を県内一の学校にしよう。