伊豆市は自転車競技が行われる2020年東京五輪・パラリンピックに向け、伊豆箱根鉄道修善寺駅周辺の住民、商店、交通事業者、金融機関などと話し合いを始めた。多くの観客が国内外から訪れることが予想されるため、一体となり受け入れ態勢を整える

 ▼市は大会期間中に想定される修善寺駅周辺の課題として、多くの観客が乗降・滞留する、帰りは集中する、夜間まで競技が行われる、夏休み期間中なので観光客も多く訪れる―などを示した

 ▼大会組織委員会の観客輸送ルート案では、鉄道を利用してもらうことを前提に、修善寺駅とJR伊東駅からシャトルバスを運行し、会場の伊豆ベロドロームと結ぶ。自家用車で訪れる観客は、会場に行きやすい場所に駐車場を設け、バスで輸送する方式を検討するという

 ▼多くの関係者が最も頭を悩ませている課題は、ただでさえ混雑する7、8月に開催されることだろう。修善寺駅周辺の狭い道路は大渋滞しないか、シャトルバス運行は2駅だけで大丈夫か、バスの台数を確保できるのか。ちょっと考えただけで問題点が幾つも思い浮かぶ

 ▼対策を立てるためにも、一刻も早い輸送計画の決定を望む。関係者も2年近く前から訴え続けている。