大型連休初日の28日夜、静岡市の郊外にある実家の夕食は、季節を感じさせるおかずがそろっていた。豆ご飯、タケノコの煮物、生の桜エビを使ったかき揚げ、フキの煮物、サクランボ。

 このうちフキの煮物が自前だった。ほかは近所や親戚のお裾分けで、桜エビの春漁が4~6月ということや、グリーンピースの旬をあらためて知った。

 自家用野菜や特産品を生かして料理を作る。連休で時間に余裕ができるため、お裾分けの行き来が増えるのは恒例のようだ。

 熱海の高齢化率が46・3%というが、この郊外の集落でも、昼間出会う人は多くが高齢者。災害時の共助という観点から、こうした日頃の交流は重要かもしれない。(前)