幼少期に分かることもあれば、大人になってから判明する人もいる発達障害。とりわけ自閉症は病気ではなく、脳の発達の仕方の違いによるものと考えられている。そんな自閉症の子に正面から向き合った絵本「すずちゃんののうみそ」について、著者の話を聞いた。

 地元小学校の交流事業で、すずちゃんは幼少期に一緒だったお友達と音楽の授業で再会。皆、すずちゃんを覚えていて、温かく見守ってくれたという。

 子どもたちは専門的な知識がないのに、想像力を働かせながら優しく接してくれた。それがとても心強かった−と著者の竹山さん。

 「みんなちがって、みんないい」−。子どもたちの姿に、自閉症啓発で聞く合言葉を強く思い起こした。(藤)