風薫る5月に“アート”が気になっている。伊東市八幡野のブックカフェ「壺中天[こちゅうてん]の本と珈琲[コーヒー]」が発行した小冊子「is」を手にした

 ▼伊豆全域を視野に「アートでつながろう」と創刊した。オーナーたちの美意識が詰まった個性的なギャラリーやカフェなどを斬新なデザインで紹介し、伊豆発のライフスタイルを提案する

 ▼「is」で紹介するアトリエを含む「伊豆高原五月祭」(~31日)が開催中だ。昨年25回で終了した「伊豆高原アートフェスティバル」を継承した。作家や愛好者らが自宅や店舗、学校など全65会場で作品を展示する。伊豆フィルハーモニー管弦楽団有志によるコンサートや映画上映会なども加わった

 ▼休日に出掛け、陶芸家や写真家のアトリエを回って作品を鑑賞した。作家が温かく出迎え、丁寧に解説してくれた。新たな出合いに刺激されるし、大室山や一碧湖などの自然に恵まれた空間を歩き訪ねると心落ち着く

 ▼伊豆高原アートフェスティバルをけん引した谷川晃一さんは「住民が自ら楽しむ文化活動を」と同フェスを始めた。伊豆高原五月祭は「住民として楽しみたい」と話している。五月祭が伊豆住民に限らず、多くの出会いを生む場として継続することを願う。