袋井・掛川両市境の丘陵地域にある小笠山総合運動公園「エコパ」を、遅ればせながら先週、初めて訪れた。スポーツではなく音楽イベント。記事や映像では知っていたが、県内随一のスケールの大きさを初体験した

 ▼2002年サッカー・ワールドカップ、03年NEWわかふじ国体・わかふじ大会のために造られた。広大な敷地に5万人収容のスタジアムを核にさまざまな施設が点在する。音楽イベントが開かれたのは、スタジアムの隣、バレーボールなどの会場となる、1万人収容のアリーナだった

 ▼開場1時間前の午後4時ごろ到着した。すでに周辺はファンでいっぱい。見れば広場のトイレには女性の長い列ができていた。スタジアム前トイレには50人以上も。個室数はわずか5という。無理もない

 ▼アリーナ内は、男性用トイレの一部を「女性専用」と明示し開放していた。そうした工夫をしてもなお、各トイレに10人以上の列ができた。絶対数が足りていないのは明らか。こうした状況は大規模イベントでなくてもよく目にする

 ▼20年東京五輪・パラリンピック自転車競技の伊豆市開催に向け、各地で「おもてなし」の向上を図っているが、女性用トイレの増設も大切なおもてなしだろう。