ちょっとした家族の祝い事があり、1泊で伊東市の旅館を利用した。久しぶりに兄弟、親戚が顔を合わせ、温泉にのんびりとつかった後、おいしい料理と楽しい酒を堪能した

 ▼ほかにも数組の宿泊客がいて、そのうち2グループは外国人だった。会話したわけではないので詳しくは分からないが、1組はアジア系、もう1組は欧米系のようだった。風呂場では多言語で入浴時の注意事項を記した案内を見つけ、改めて多くの外国人が伊豆を訪れていると実感した

 ▼伊豆市が市内の宿泊施設を対象に実施した外国人観光客受け入れ状況の実態調査では、外国語対応ができる従業員がいる施設は全体の58%だった。8年前の調査は26%で倍以上に増えた

 ▼「外国人誘致に関して補助金が出るとしたら、どんな事業を行いたいか」という調査も初めて行った。結果は多言語翻訳用タブレットの導入と、施設内の外国語表示板作製が同数でトップ。ホームページの外国語コンテンツ導入が続いた。多くの施設は外国語対応に不安があるようだ

 ▼伊豆半島ジオパークの世界認定、伊豆市での五輪・パラリンピック開催などの追い風を受け、外国人観光客は今後も増え続けるだろう。行政による支援も不可欠だ。