「チリン、チリン」という涼しげな音が西伊豆町宇久須に響いた。夏の風物詩、かも風鈴の引き売りが始まった。

 行っているのはガラス作家や町民有志でつくる西伊豆元気製作所。居山博人代表は「売ることを目的としていない。長年続けていることで、季節の風物詩として楽しみにしてる町民に音を届けたい」という。わずかだがリヤカーを引かせてもらった。「そんなに重くないでしょ」と言われたが、体力のない筆者にはとても重く感じた。

 町民の楽しみのために、重いリヤカーを引く心意気に感銘を受けた。そして楽しそうにリヤカーを追い掛ける子どもたちの姿を見て「やりがい」のある活動なのだろうと思った。(北)