伊豆高原の画家・谷川晃一さんの個展が17日まで開かれている。谷川さんらしい生き生きとした木々の個性的な作品が会場を彩っている。

 谷川さんは以前、対島中で「絵とは何か」をテーマに講演したという。プリントした絵画作品を見せ「これは何か」と問いかけた。中学生は「絵です」と答えた。さらに、プリントを破いたり、額縁に入った新聞を見せたりして同じ問いかけをしたという。最後に「額縁に入っている物は何でも絵になり得る」と話した。ユニークな逸話だ。

 「『絵』と言われているからこれは『絵』だ」と思わず「『絵』とは何か」から考える−。何事も根本から考えると、今までとは違った世界が見られるかもしれない。(恵)