韮山反射炉にある碑=伊豆の国市

 学生時代、寺内正毅(1852~1919年)が基礎をつくり、息子によって開設された私設図書館について研究した。寺内は山口県出身の陸軍軍人。朝鮮総督や内閣総理大臣などを歴任した。

 伊豆の国市の韮山反射炉碑に寺内のことが書かれている−と碑文研究に取り組み、県文化奨励賞を受けた県立韮山高校長桜井祥行さんに教えてもらった。反射炉の保存修理に関わったといい、桜井さんによると同校で講演もしているという。

 碑を見に行くと「寺内」の文字が刻まれているのを確認した。寺内と同市につながりがあることに驚いた。どこにでもあり、何げなく見ている碑。読み解いてみると“ロマン”が隠されているかもしれない。(春)

 【写説】韮山反射炉にある碑=伊豆の国市