近年日本国内で災害が続いている。先日も西日本が豪雨に見舞われた。

 東日本大震災の2年後の2013年から4年間の大学生活を福島県で過ごした。沿岸部に行く機会もあった。

 大学1年の5月ごろ、南相馬市を訪れた。海沿いは自動車がひっくり返り、草が生えた更地になっていた。衝撃的だったのは、ガイドの人に「物には触らないように」と言われたこと、一見普通の町に誰もいないことだった。もちろん放射線量が高いからだ。この町も今では避難指示が解除されている。

 被災した人たちもやがて日常を取り戻していく。災害を忘れない、被害を繰り返さないためにできることを考えたい。(恵)