「三味線に触るのも初めてだった」―。東伊豆町の稲取地区で13年ぶりに盆踊り大会を復活させる、若手有志による「ina盆(いなぼん)」実行委員会の西塚良恵委員長が話した。

 企画段階で稲取芸妓(げいぎ)衆に生演奏を願ったが、踊りも披露して盛り上げてほしい。それなら自分たちも演奏するしかない―と思い立った。9人が名乗りを上げたものの、全くの未経験。芸妓衆の師匠に指導を仰ぐとともに、スマホで録画した師匠の演奏をまねて各自が半年間、猛練習に励んだ。

 師匠は「最低3年練習しないと無理。演奏できていることが信じられない」と目を細めた。町役場前海側で28日午後6時半からの本番が楽しみ。(日)