盆休み、息子が大学時代の友人とキャンプに出掛けた。例年と違い、今年はアウトドア派の希望で朝霧高原にテントを張り2泊したという。初体験のキャンプはどうだったのだろうか

 ▼筆者の中学時代、夏休み前の年中行事に「野営教室」があった。学年ごと日をずらして伊東市の奥野地区に歩いて行き、テントを張って1泊。食事だけでなく、トイレも炊事場も皆で考えて作った。キャンプファイアでは各クラスが寸劇や歌を披露し盛り上がった。良い経験だったと思う

 ▼今、キャンプが静かなブームだという。テントに宿泊し自炊する本格派に加え、キャンピングカーで道の駅などに宿泊する形態が増え、近年は軽ワゴン車を改造し寝泊まりするシニア世代の「軽キャンパー」も見掛ける

 ▼最近は高級な「グランピング」が注目されている。手ぶらでホテル並み設備のテントに宿泊し、食事は豪華バーベキュー。シェフが出張調理してくれる施設もあり、料金も“高級”。伊豆地区には伊豆市月ケ瀬、熱海市初島などにあり人気という

 ▼本来、キャンプは自然の中で工夫して楽しむのが醍醐味[だいごみ]だが、今はグランピングならずとも、電源コンセント、トイレ、風呂あるいはシャワーを備えている施設は多い。