麦わら帽子に水着、ビーチサンダルの幼児が母親らしき女性の手を引っ張って先を急ぐ。その後ろにはクーラーボックスなどを抱えた父親らしき男性が続く―。海水浴場近くで夏休みらしい光景に出合い、つかの間、酷暑を忘れた。

 昭和世代にとっては子ども時代の夏といえば海水浴。毎日のように砂浜や磯場に通い、砂遊び、カニ採りや素潜りを楽しんだ。しかしそんな姿も年々、減少傾向にある。

 近年、伊豆地区の海に近い小学校でも砂浜遊びを学習に取り入れているとの話も聞いた。海に不慣れな子が増えているためで、それだけ海水浴離れが進んでいる。

 河津町では夏季対策協議会の役目終了という声も出ている。(日)