この夏の行楽は、暑すぎて屋内施設が好調だった一方、屋外レジャーが不調といった傾向があるようだ。夏の主役の海水浴は、台風の影響もあって全体的に振るわなかった

 ▼市内に九つの海水浴場を有する下田市では、まだ正式な数字は出ていないが、過去6年で最低だった前年を下回る見通し。伊豆最大の誘客力を誇る白浜大浜海水浴場は、概算で1割以上の落ち込み

 ▼海水浴離れは進んでいるものの、白砂とコバルトブルーの海浜は、下田の貴重な観光資源であることに変わりない。特に外国人に人気で、この夏、駐日米国大使のウィリアム・ハガティ一家もプライベートで来訪し、吉佐美大浜で海水浴を楽しんだ

 ▼皇太子ご一家は、8年連続で須崎御用邸で静養された。お目当ての一つは「下田の海が大好き」という愛子さま(16)の海水浴。愛子さまは「下田で初めて海水浴を体験し、今年はバタフライをマスターしたい」と、迎えた川勝平太知事に話したという

 ▼下田の海は海水浴ばかりでなく、見ても遊んでも楽しい。課題は通年活用。きょうから2日間、吉佐美大浜で海洋浴の祭典「ビッグシャワー」が開かれる。サーフィンやカヤック体験、フラダンス、ビーチヨガなど盛りだくさんだ。