入社して1年8カ月が過ぎた。伊豆市から引っ越した当初、伊東の土地の名前も分からず、たくさんの人にお世話になり、取材を重ねた。

 外出先で声を掛けてもらうことが増え、直接記事の感想を伝えてもらったり、「こんなすてきな人がいるよ」と紹介をされたりして、伊東の人の温かさを感じた。

 思い出深い出来事は数多い。中でも取材先でいただいたこの言葉が心に残っている。「外から来た人間だからこそできることがある」。自分の目で見た伊東の良さを伝えられただろうかと自問は尽きない。

 熱海への異動が決まった。短い期間だったが、新米記者として学びの多い月日だった。新天地でも頑張りたい。(祥)