熱海市の姫の沢自然の家が9月30日に閉館した。1980年に社会教育施設として開館して以降、市内を中心に多くの学校やスポーツクラブなどに活用されてきた施設とあり、惜しむ声が多数聞かれた。

 少子化の影響もあり、最盛期に比べ利用者は減った。老朽化や耐震性の問題もあり、「役目を終えた」という施設職員の言葉は間違っていないだろう。

 29、30の両日に実施した見学会には、あいにくの天気の中、三島市や伊豆の国市からもかつて利用した子どもらが来ていた。ゆっくりと部屋などを巡って思い出を振り返る姿を見て、自然の家は子どもの健やかな心を育み、多くの人に愛された施設だったと改めて感じた。(三)