12人の少数激戦となった任期満了に伴う河津町議選は9月30日に投開票が行われ、新人3人、現職8人が当選し幕を閉じた。同町の選挙は確定時間が早いため、いつもなら比較的余裕のある新聞制作だが、今回は新紙面の初日で、台風も重なり、冷や汗ものの作業だった

 ▼選挙報道について本社はこれまで、限られた時間内に少しでも新しい開票結果を入れるため、制作・印刷に時間がかかるカラー紙面は避けてきた。しかし開票が午後7時半開始と早いことから、新紙面をアピールするため、輸送体制を整えて決行した

 ▼「非常に強い勢力を保ったまま紀伊半島上陸へ」「1959年の伊勢湾台風に匹敵する高潮被害の恐れ」−。物騒な形容詞が付いた台風24号が列島を襲い、伊豆に接近する中での編集作業だった

 ▼9時すぎ、開票結果確定の報が入り、輸送に時間がかかる伊豆日日新聞から紙面を仕上げ、印刷を開始した。順調に進む印刷とは裏腹に外は大荒れ。風雨は激しく通行止めも予想され、輸送が心配になった

 ▼筆者が会社を出たのは台風最接近のころ。突風が吹き荒れ道路には木の枝などが散乱、倒れたベンチもあり、真っ青になった。が、読者に新聞を届けることができたと聞きホッとした。