熱海市立第一小の運動会を取材した。児童会は学校にまつわる問題で○×クイズを企画した。「こっちが正解」と保護者の手を盛んに引く児童を見て、ほほえましく思いながら写真を撮った。

 クイズが中盤にさしかかった時、「海組」「空組」とクラス名のある同校ならではの“難問”が出た。「3クラスあった時のもう一つのクラス名はみかん組?」児童の足はピタリと止まり、かつての卒業生や保護者同士で「知っている?」などと相談している様子が見て取れた。

 正解は×で「いわし組」だったという。クイズの参加人数は大幅に減ったが、参加者も観客も笑顔だった。楽しい記憶と伝統が結びつき、次の世代に伝わる、いい質問だなと感心した。(祥)