仮名文字で印刷した日本最古の暦という三嶋暦の資料を展示する三島市の「三嶋暦師の館」が先日、入館5万人を達成した。2005年に開館してから足かけ13年での達成だ。

 「三嶋暦」は若かりし頃に読んだ歴史小説で知った。戦国大名の織田信長と朝廷との主導権争いによる確執の一つだったと覚えている。今ある施設は暦を作成してきた河合家の旧邸宅で国の登録有形文化財になっている。

 ガイドを務めるボランティア団体によると、最近はインターネットで知って、来館者が増えたという。

 暦は当時から貴重な情報の一つ。情報の提供手段は時代とともに変わるとも、重要性は今と変わらない。(鳥)