想像してみてほしい。澄み切った青空と雪化粧した富士山を背景に黄金色に染まった稲穂の広がる草原を。本格的な稲刈りシーズン直前に見た三島市内の田園風景だ。

 先日、稲刈りを取材した。NPO法人グラウンドワーク三島は新ブランド「三島産米」に向けて、水稲未登録4品種の試験栽培に三島市梅名で取り組んでいる。今季から3年かけて申請準備する。

 日本たばこ産業から譲り受けた少ない種もみから苗を作り、6月末に田植えした。来季、栽培面積を10倍以上に拡大するめどが立ったという。

 「世界かんがい施設遺産・世界水遺産」の源兵衛川が育んだ新ブランド米は、2次加工を含めた地域特産の夢を広げる。創造してほしい。

(鳥)