下田に魅力を感じてゲストハウスに宿泊する欧米人は「(この町は)80年代の雰囲気がする」と言うらしい。知人が教えてくれた。外国人の感覚はよく分からなかったが、そこには観光振興のヒントが隠されていると感じた。

 観光客誘致に向けて、多くの自治体・団体は地元の自然やレジャー、食などをPRするのが一般的だ。だが、来訪者のニーズや興味関心などを本格的に調査し、統計を取っているところは意外に少ないように思う。

 費用や時間の問題などで難しいのだろうが、インバウンド増を目指すのであれば、こうした情報収集こそ重要ではないだろうか。調査結果を分析すれば、意外な傾向を把握できるかもしれない。(穂)