日本漢字能力検定協会が全国公募で決定する、今年の世相を表す漢字は「災」だという。全国的に地震や豪雨、猛暑など自然の脅威に見舞われたり、防災意識が高まったりした年と聞けば納得だ。オレンジ色がトレードマークのスーパーボランティア・尾畠春夫さんの活躍も記憶に新しい。

 見るからに恐ろしげな「災」の字の成り立ちが気になり、インターネットで検索した。辞書サイトのOK辞典によると、「川のはんらんをせき止めるために建てられた良質の木」の下に、燃える炎の象形文字が加わった―まさしく災害である。

 来年の話をすると鬼が笑うと言うが、世相を表す漢字が「福」になるような、明るい気持ちになるニュースを届けたい。(祥)