2日の早朝、伊豆の国市の葛城山に登った。小坂みかん共同農園の駐車場から、1時間かからずに頂上に着いた。地元の人たちが定期的に手を入れているのか、山道はきれいに整備されていて歩きやすかった

 ▼葛城山の山頂といえば、初日の出の名所。元日は麓のロープウエー乗り場に臨時駐車場が設けられていた。2日も混み合っているかと思ったが、他に1組いただけで拍子抜けだった。初日の出じゃなきゃ駄目ですか。売店も開いてなかった。朝日を浴びて輝く富士山に手を合わせ、早々に下山した

 ▼朝の冷え込みは厳しかったが、山道を歩くうちに汗が噴き出した。タオルを持ってこなかったことを後悔した

 ▼タオルといえば年賀の定番になっている。いろいろともらった中で、忘れられないのが「網代温泉観光協会・南熱海網代温泉旅館協同組合」のタオルだ。長さも厚さも手頃で、使い勝手が抜群だった

 ▼その良さを一言で表すと「程がいい」ということか。特別に高級な品ではないから、汚れや傷みを気にせずに使い続け、最後はぞうきんになった。この「程がいい」というのが人の生き方においても実はとても大切なことではないか―などと、新年ならではの思いが頭に浮かんだ。