先週土曜日に開通した伊豆縦貫道・天城北道路を当日、さっそく走ってみた。月ケ瀬インターチェンジ(IC)から修善寺ICまで、上り線の全線6・7キロを5分ほどで走り抜けた。信号機のない自動車専用道路は、さすがに気持ちいい

 ▼特に四つ目の日向トンネルを抜けると、正面に雪化粧した富士山を望み、その先の狩野川高架橋は空中を走っているような爽快さ。狩野川の雄大な流れ、のどかな田園風景が広がっていた

 ▼富士山といえば、伊豆縦貫道には、いくつかのビューポイントがある。伊豆中央道の江間トンネルを過ぎると、愛鷹連山の向こうに雄大な富士山が屹立する。東駿河湾環状道では、ひときわ大きな富士山が迫ってくる

 ▼伊豆の大動脈は、東名・新東名高速道路から天城の麓まで約42キロがつながった。下田までの全線が開通すれば、さまざまな富士山の表情ばかりでなく、天城の神秘的な自然、河津・下田の南国の風情など、北から南まで伊豆の多彩な魅力を垣間見ることができる

 ▼伊豆縦貫道は観光振興、救急搬送、災害救援などが期待されるが、日本一景色の美しい高規格道路として、それだけでも十分な観光資源になり得る。一日も早く全線を走ってみたいという思いを強くした。