伊豆に本格的な春を呼ぶ河津桜のイベントがあす、河津町と南伊豆町で開幕する。開花状況は平年並みで、今月下旬には見頃を迎える見通し。気温が低かった昨年は開花が遅れたが、今年は当初から多くの来遊客が期待される

 ▼問題は道路渋滞。両イベント合わせ1カ月間に100万人以上が来遊し、伊豆の道路は随所で大渋滞となる。最盛期に東名沼津インターから河津町役場まで、通常65分のところ3時間51分というデータがある

 ▼だが、今年は伊豆縦貫道・天城北道路と国道136号・下船原バイパスの開通に伴い周遊機能が向上し、渋滞緩和が期待されている。西海岸経由でまず南伊豆の桜まつりを見学するルートを選択すれば、行きの天城山中の渋滞が回避できる

 ▼逆コースをとれば、帰りの渋滞が回避できる。観光客は二つのイベントを楽しみ、西海岸には従来以上の経済波及効果が生まれる。東海岸の国道135号の渋滞は、伊豆急のパーク&トレインや伊豆スカイラインを利用すれば回避できる

 ▼移動ルートの選択肢が増えることにより、観光客に快適な旅を提供、そして伊豆全体が潤う。そのためには、伊豆に住むみんなが道先案内人となって案内・誘導することが必要だ。