24日午後3時前、修善寺インターチェンジ(IC)から修善寺道路に入った。快晴で河津桜まつり最盛期とあり、熊坂ICを過ぎ大仁料金所が近づくとやはり渋滞した。のろのろ運転の車内から狩野川沿いに目をやると、伊豆の国市神島「長嶋茂雄ランニングロード」の桜並木が見頃を迎えていた

 ▼この桜は2002年、同市の大仁ライオンズクラブが結成30周年記念に植えた河津桜。大仁地区のシンボル城山の対岸にあるため「城山さくら」と名づけた。今では約150本の並木に育ち、毎年イベントも行っている

 ▼観光宣伝は行っていないが、地元住民には桜の名所として浸透。この日は何のイベントもないが、多くの人が訪れ、花見を楽しんでいた。3月9日には「まつり」が開かれる

 ▼河津桜は伊豆各地に植栽されている。まつり開催中で多くの観光客を集める南伊豆町の青野川沿い「みなみの桜」の他、函南町畑毛の柿沢川沿いには地元住民団体が植えた401本の「かんなみ桜」並木があり、24日は「まつり」が開かれ盛況だった

 ▼河津桜まつりは同日、今季最多4万人もの人出があったという。観光客は“本家”河津町に集中するが、各地では名所が着実に育っている。