「分担」と「分断」の単語が今でも記憶に残る。1年以上前、運転中に聞いていたラジオ番組の対談コーナーで若手経営者が言っていた、と思う。運転していたので、おぼろげにしか内容は覚えていない

 ▼ただ二つの単語だけは興味深かった。一つの目的に向かって集団が動くとき、「分担」によって効率的に機能するが、一つ誤ると「分担」は「分断」に様変わりし逆効果をうむ、といった内容だったかに思う

 ▼「ぶんたん」と「ぶんだん」。濁点一つで目的達成に向かった行動は真逆になる。わずかなボタンの掛け違いが集団を変える、と個人的には受け取った

 ▼なるほど、これは社会という集団で生きる上で何事にも言える。例えば4月に行われる県会議員や市町議員選挙。「当選」という一つの目的達成に向かって、多くの支援者が組織だって動く。本紙でも伊豆地区からの立候補予定者による出馬表明やら後援会の事務所開きやらが紙面をにぎやかす。分担が上手に機能すると「当選」が「当然」になるのか?

 ▼ちなみに今日は「靴の記念日」、「オリーブの日」。分担し効率的に革靴をすり減らした組織はオリーブの花言葉のように「平和」「安らぎ」「知恵」「勝利」を得るのだろう。