芸能人ら著名人の薬物事件は珍しくないが、今回は驚いた。静岡市出身のミュージシャンが12日、コカインを使用した疑いで厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された。俳優、タレントとしても人気があったので、影響は大きいだろう

 ▼報道によると、昨年秋からの内偵捜査の末の逮捕という。テレビ画面を通しては、薬物をやっているようには見えなかった。MCを務めるバラエティー番組も終了となり、残念で仕方ない。同時に伊豆でも薬物や大麻に関する事件が多いことを思い浮かべた

 ▼先日、ある会合で薬物に関する講話を聴いた。講師は、違法薬物は若者に蔓延しているとした上で「今はインターネットで購入、コンビニで支払い、宅配便で受け取る。実態がつかみにくい」と説明した。薬物への入り口は身近なところにあるということか

 ▼講師はまた「米国西海岸などで『ドゥー・ユー・スモーク?』は、たばこではなく『マリファナやらない?』という誘い言葉。聞かれたらはっきり『ノー』と断って」と話した

 ▼芸能人の事件があると、出演する番組・映画の放送・上映が中止されるのが通例。厳しい姿勢を取るのは理解できるが、過去の作品まで排除する必要があるのだろうか。