「令和」がスタートして4日目。きょう皇居で一般参賀があり、新天皇・皇后両陛下が即位後初めて一般の国民に接する。下田市の須崎御用邸でも4、5の両日、記帳を受け付ける

 ▼御用邸は現在、栃木県の那須と神奈川県の葉山を含め全国に3カ所。天皇家の別荘だけに、周辺の自然の美しさは折り紙付きだ。須崎御用邸は1971年、三井財閥の別荘跡地に建設された。敷地内にプライベートビーチがあり、避暑での利用が多い

 ▼新天皇は79年、19歳の時に初めて滞在し、この時に天城山を縦走している。以来、17回滞在し、2012年からは7年連続、長女愛子さまの夏休みにご一家で訪れている。愛子さまは海水浴が楽しみという

 ▼新天皇は須崎以外にも伊豆各地に足跡を残す。80年9月、伊豆山神社、宇佐美城、修禅寺、江川邸、三嶋大社を視察。12年11月、西天城高原を訪れ、99年の第50回全国植樹祭で前天皇・皇后両陛下が植樹した樹木のお手入れを行った

 ▼筆者は若い頃、天皇制に疑問を抱くこともあったが、前天皇・皇后両陛下の国民に寄り添う姿に、象徴天皇の必要性を思うようになった。新天皇は同世代で、同じく登山を趣味とし、親しみを感じる。御用邸に足を運び、即位を祝いたい。