今、農業は過渡期。農業従事者の高齢化、担い手不足など伊豆地区の農業を取り巻く環境は厳しい。先日、三島市で専業農家の7代目となる小林宏敏さん(30)を取材した。

 小林さんは父・道雄さん(66)が、休みも取らず、懸命にトマトを育てる姿を見て育った。「そんなに夢中で働くほど面白い仕事なら自分もやってみよう」と、継ぐ決心をしたという。

 「農業の発想は無限にあり、創意工夫で魅力ある農業になる」と夢を膨らませる小林さん。今後の課題は分散している農地を集積し、作業効率を上げていくことだという。

 地域の食を支える小林さんのような若手生産者を、地域でどう支援していくことができるのか、地域の大きな課題だと思う。(木)