史上最長10日間におよぶ大型連休のまとめが、続々と各市町から発表されている。総じて前年実績を上回る好調な数字が並んでいる

 ▼昨年の大型連休は最長9日間だが、途中に2日間の平日があり、前半が3連休、後半が4連休だった。今年は「即位の日」(5月1日)が今回限りの祝日になったため、祝日法により10連休が出現した。慶祝ムードを高める政府の狙いがあるのだろう

 ▼熱海市の宿泊施設は1~4日はほぼ満室、初島航路は6日間増便したほどで1~5日は20%増。伊東市の来遊客数は14%増で、宿泊施設は33%増。観光施設も屋外、屋内ともほぼ増加と、好調だった

 ▼伊豆で最も新しい観光施設、南伊豆町の「石廊崎オーシャンパーク」は1万6206人の来場者があった。当初見込みの1・5倍だという。前半が悪天候だったことを考えれば、10連休の効果は絶大だった

 ▼しかしカレンダー通りに休める事業所ばかりではない。観光関連業が多い伊豆地区では、10連休どころか“働き詰め”だった人も少なくなかっただろう。今後も長い連休は増加傾向だが、より多くの人が“恩恵を享受”できるよう、制度で分散化させることはできないか。8月には最長9日間の盆休みが待ち受ける。