先日、熱海市の起雲閣で開かれた熱海写真愛好会の写真展を取材した。初日から多くの人が訪れ、好みの作品をじっくりと鑑賞していた。

 作品を見比べると同じ花の撮影でも、周囲をぼかして花を引き立てる作品、情景を切り取る作品など、主題の捉え方が違い興味深かった。

 来場者が撮影方法を尋ねると、撮影者でない会員が解説する場面もあり「いい写真だよ」「発想の勝利だね」と作品を褒めていた。ほんの少しだけだが、表現者の自負心を感じることができた。

 年1回の作品展は発表の場と同時に、外部の目に触れて切磋琢磨(せっさたくま)する機会でもある。来年の作品展が今からとても楽しみだ。(祥)