下田市で先週末に開催された黒船祭で、環境省がブースを初出展した。その日の朝に同市内の海岸で拾ったペットボトルや発泡スチロールなどを並べ、環境保全を訴えた

 ▼その1週間前、同市の多々戸浜では、ビーチクリーン活動が展開された。環境省の「プラスチック・スマート・キャンペーン」に協力し、黒船祭サーフィンコンテスト主催者が大会後に選手や観客に呼び掛けた

 ▼同キャンペーンは、プラスチック製品の削減と再利用・再生産を推進する取り組み。特に海洋プラスチック問題に力を注ぐ。ペットボトルやレジ袋など、環境中に流出したプラスチックの大半は最終的に海に流れ込み、深刻な海洋汚染を引き起こしているためだ

 ▼カメがビニール袋をクラゲと間違えて飲み込んだり、鳥が魚網に絡んで溺死したり、海岸に打ち揚げられたクジラの胃袋から大量のプラスチックごみが出てきたりと、海の生き物たちが悲鳴を上げている

 ▼ビーチクリーン活動では、環境政務官の勝俣孝明衆院議員や土屋優行副知事も汗を流した。環境省は参加者が拾い集めた5ミリ以下のマイクロプラスチックをサーフボードに埋め込み、キャンペーンのPRに活用するという。みんなの力で伊豆を環境先進地に!