フランス映画「タイピスト!」(2012年)は、1950年代のフランスを舞台に、タイプライターの早打ち世界大会に挑む女性の奮闘を描いたサクセスストーリーが展開する。劇中に主人公の女性が使っていたのと同型のドイツ製タイプライターが、伊東市富戸の酒店「川奈酒販」で展示されている。

 店内には、同市八幡野のアルバイト山中初志さん(63)が収集するタイプライターの中から、10台を並べた。山中さんは「時代背景が反映されたデザイン、パソコンにはないアナログ感などがタイプライターの魅力」と語る。展示品は全て使用でき、試し打ちもできる。活字に携わる者としては興味深い催しだ。同展は五月祭の一環で31日まで。(佐)