100周年を記念し製作されたラッピングの「ゆめちゃんバス」=伊東市

 ■時代映す公共バス 遊び心乗せ未来へ

 「百年の夢、これからの夢」をテーマに東海自動車は、創立100年を記念しオリジナルキャラクター「ゆめちゃん」を誕生させた。3パターンのラッピングを施した「ゆめちゃんバス」を、伊豆全域にある東海バス6事業所に1台ずつ配備し、路線バスとして走らせている。デザインはアニメ「小さなバイキング ビッケ」などを手掛けたキャラクターデザイナーの関修一さん=伊東市富戸=が担当した。

 熱心なファンがアニメや漫画の舞台となった地域を訪れる「聖地巡礼」。昨年、映画「君の名は。」が記録的に大ヒットし、飛騨地方などへ多くの人が訪問している。同社グループは新しい“巡礼層”の利用拡大を期待し「ラブライブ!サンシャイン!!」や「あまんちゅ」といった人気アニメのラッピングをしたバスを、ゆかりある地域で運行している。

 同社は「伊豆全域に路線網をもつ公共交通機関としての使命をしっかり果たす。これまで培ってきた各分野との連携を一層強化し、伊豆観光経済の一翼を担う会社として頑張っていきたい」と誓っている。

 時代を映す公共交通のバスには、地域の歴史とともに住民や観光客の思い出がたくさん刻まれている。「ゆめちゃんバス」は、きょうも夢と遊び心を乗せながら、未来に向かって伊豆を駆け抜ける。

 【写説】100周年を記念し製作されたラッピングの「ゆめちゃんバス」=伊東市