「ちいさいきみとおおきいぼく」を手にする鈴木さん

 わたしのおすすめの本は「ちいさいきみとおおきいぼく」(ポプラ社)です。

 ずっと一人ぼっちでくらしていたおおきいオオカミは、ちいさいオオカミに出会います。

 最初は一緒にいることに慣れないおおきいオオカミ。「フフ…ほんとにちいさいな」なんて思っていましたが、一緒にいるうちにだんだんとちいさいオオカミとの距離が縮まっていきます。ある日、おおきいオオカミがさんぽにでかけたとき、ちいさいオオカミのすがたがみえなくなって…。切ない気持ちになったり、温かい気持ちになったり。誰かといることの大切さをあたたかいタッチで教えてくれる絵本です。いつも一緒にいてくれる人を思いながら…。大人にも読んでほしい一冊です。

 伊豆市修善寺図書館司書 鈴木千絵

 【写説】「ちいさいきみとおおきいぼく」を手にする鈴木さん